ドラマ『派遣の品格』(日テレ系 水曜夜10時〜)が、前作2007年から13年ぶりに復活しました。
私が勝手に師匠と呼ばせていただく大前春子さん、ご無沙汰しております。
お変わりなさそうで何よりです!
ではパワーアップした『派遣の品格』第一話を早速、ご紹介します。
「この職場は派遣が少ないです!働かないので、正社員かと思いました。」相変わらずのお言葉。
スーパー派遣社員大前春子(篠原涼子)は、やはり素敵です!
弱い派遣社員につけ込む正社員に春子の鉄拳!良いです。
断れないサービス残業や正社員からのパワハラやセクハラに悩まされる嘆かわしい派遣、5年目の中堅:福岡亜紀(吉谷彩子)や新卒派遣:千葉小夏(山本舞香)にこれから身をもって指導していきます。
派遣として生きると決めた春子の生き様を見せていくのでしょう。はじまりからワクワクするのは私だけでしょうか?
そして、懐かしい面々が続々と登場します。
里中課長(小泉孝太郎)、浅野主任(勝地涼)、そして現在は旭川支社長補佐の東海林(大泉洋・特別出演)。
2007年は派遣社員だった近耕作(上地雄輔)は、ハケンライフの社員として春子たちをサポートします。
更に桐島部長(今は亡き松方弘樹さん)の後を引き継いだのは、宇野部長(塚地武雅)です。
春子をスーパー派遣だとは知らない設定なので新鮮なやりとりが見られそうです。
春子が戻ってきたことを聞きつけ、早速、東海林は“トックリ”に会いに旭川から飛んで来ます。春子はもちろん定時で帰っているので会えませんが。
久しぶりに再開した東海林と里中、浅野は、3人で飲みに行きます。カムバックする宮部社長(伊東四郎)が会社の救世主であると盛り上がる東海林に対して、「宮部社長が現役で高度成長期の波に乗れた時代はもうこない」と里中は後ろ向きな発言をします。
浅野は先に帰ってしまい、里中と東海林は帰り道をフラフラ歩きながら、東海林が突然春子にプロポーズした話など懐かしい話をしていました。その途中で春子と遭遇、東海林と再開します。
「トックリ、おまえ何やってたんだ。」
「これは、かっぱ橋まで行って買ってきたしちりんですが、何か?今後は、勤務時間外は話しかけないでください。」と言い、バスに乗り込みます。
“懐かしいな。この感じ…”
一方、中堅派遣社員の福岡は正社員からセクハラ・パワハラを受けていました。
新卒派遣社員の千葉はそれに気付き、春子やハケンライフ・マネージャーの近に言いますが、らちがあかないため人事部が助けてくれると思い、目安箱に投稿します。すると、人事部に呼び出される福岡と千葉…。
人事部に監禁され、セクハラではなく福岡から誘ったハニートラップだと決めつけられます。
派遣だからそういうことをするという理由も挙げられ、反論は一切受け付けられません。
千葉はトイレにいくフリをして、里中に電話で助けを求めますが、商談中ですぐには駆け付けられません。繋がったままの電話で、人事部から一方的にせめられる一部始終を聞いていた里中と春子は、商談の途中でしたが現場へ駆けつけます。
開けられない部屋の扉を春子がチェーンソーでぶち破ります。(春子師匠かっこいい〜♡)
業務連絡のためにきたという春子は、千葉に向かって、「電話を切るときは切れたかどうか確認しなさい。社内情報ダダ漏れです。以上。」と言い、去ろうとします。が、間違ったふりをして隣の部屋のドアを開けます。そこにはショックで寝込んでいるはずのスミダ主任が立っていました。
ばつが悪そうな正社員たちを後に、春子が商談に戻ろうとすると里中が、
「派遣の気持ちを一番良く分かっているあなたなら、この人たちに何か言ってください。」と声を掛けます。
『派遣が、死ぬほど嫌なことがあった次の日も出勤するのは、生きるためです。生きるために泣きたくても笑ってるんです。有給たっぷりの皆さんとは違うんです。』
商談に戻った春子は、“干物”で見事、商談を成功させます。
派遣の3人は破壊した扉を片付けながら派遣の仕事について話しています。
福岡が春子に
「私は何が間違っていたんですかね?」と聞くと、
「分かりません。私はあなたじゃないので。」と一旦突き放し、
『でも、今日一日、お時給の分はしっかり働く。私ならそうするね。』と答えました。
最後に、東海林と春子の絡みがまた見れました!
お花見に行こうとしていた里中と東海林の前に春子が現れ、東海林が「夜桜の下で、おまえの得意ななんとかメンコ踊ったらどうだ?」と花見に誘うと、
『このくるくるパーマは何を言ってるんですか?』の返し(笑)
このドラマは、この二人の絡みが楽しみ!という方も多いのではないでしょうか?
そして、別れ際に振り返って戻ってきた春子の意味深な言葉。
『このままだと、私たちもあなたたちも溺れ死にます。日本の会社は、日本の社会は沈没です。日本沈没!』
…何を意味するのでしょうか?
また、カムバックした宮部社長が早速、
『そういうスーパー派遣は、我が社にはいらない。』と言っていました。
今後の春子の派遣生活がまたまた波乱万丈だということがうかがえます…。
いろいろな面で、目が離せないドラマですね。
現在の世の中、正社員や派遣社員、契約社員、フリーター、アルバイト、パート、ダブルワークなど様々な働き方を考えている方が多いと思います。
福岡や千葉の言葉に共感し、春子の言葉に考えさせられました。
明日から、私も
『今日一日のお時給の分はしっかり働く。』
を念頭に、仕事に励もうと思います。
次回も、東海林と春子の絡みはあるのでしょうか?楽しみです。
最後までありがとうございました。