遂に始まりましたー!
TBS系日曜劇場『半沢直樹』続編
主演は堺雅人さんで、前作の最終回は42.2%の視聴率という平成最強のTVドラマです。
相変わらずのドロドロな人間関係、駆け引きや足の引っ張り合いなどは、昭和っぽいです。
半沢さん(堺雅人)は正義を貫くために上層部と戦い、悪を暴いていきますが、…それをさせないために策略を練る上層部たちという感じですかね。
自分の出世しか考えていないおじさんたち。
そんなに自分の出世とプライドが大事ですか?っていう、今の若者たちには理解し難いお話ですが、団塊の世代とか、今でも政治家さんとかにはありそうなお話なのでしょうか…?
パワハラ極まりないですけどね。
前作で、半沢さんに“倍返し”をされて土下座した大和田取締役(香川照之)から新しいワード出てきました。
『施されたら施し返す、“恩返し”です。』
半沢さんの“倍返し”に対抗したお返しとしては、意外性があり、ウケました(笑)
半沢さんの出向先である『東京セントラル証券』とアドバイザー契約をしていた『電脳雑伎集団』の副社長として登場していた南野陽子さんは、変わらずのお美しさで、外見が気になり、セリフが入ってきませんでした。すみません…
再登場の半沢さんの奥様(上戸彩)も、変わらない容姿と、相変わらずの良妻ぶりに頭があがりませんでした。
結婚記念日の食事(なかなか予約の取れないレストラン)を蹴られたのに、あんなに温厚に、しかも旦那さんが取り組んでいる仕事への熱量を感じて励ますなんて、私には逆立ちしても真似できない対応でした。
私だったら、離婚危機に陥るくらいの夫婦喧嘩に発展することは間違いないです。
“あげまん”の鏡は、どんなときにも冷静で、理解があり、可愛らしくやり過ごせるのです。
分かっていても、マネ出来ないですね。ごめんね、私のだんな様…。
最後に、大感動・大共感した半沢さんのお言葉です。
『俺たちの仕事は人や会社の成長を願い、その手助けをすることだよ。そこに勝ちも負けも関係ない。大事なのはどこで働くかでははない。どう働くかだ。俺たちは顧客の人生そのものを預かっている。経営者、従業員、その家族、全ての人生を預かっているんだよ。その自覚はあるか?お前が売ったのは情報じゃない。俺たちの信頼だよ…』
カッコ良いです。
営業マンの師匠と呼びたいです。
ここをブレずに、こう言い切り、仕事が出来るなんて素晴らしいです。しかも、それが上司の理念だったら、部下として恵まれていますよね。
羨ましいです。
最初はそうでも、いずれ少なからず、個人の利益や会社の利益で動き出す人たちや企業が多いのではないでしょうか。
正義の半沢直樹は、健在でした。
ドロドロしているのに、見終わった後の清々しい感じが、明日から始まる1週間の活力になってくれそうです。
来週は、誰から“何返し”が出てくるのか楽しみですねー